日本茶メレンゲクッキー

大きさも形も様々に作ると「吹き寄せ」のよう

【材料】
 卵白・・・・・・・・1個分
 グラニュー糖・・・・50g ※新しいものを使いましょう
 ほうじ茶パウダー・・小1/2
 抹茶清流・・・・・・小1/2

【準備】
・オーブンを100℃に予熱
・オーブンの天板にクッキングシートを敷く(予熱している庫内に入れない)
・口金を付けた絞り出し袋を用意する

【作り方】
1. ボウルに卵白を入れハンドミキサーで泡立てる。グラニュー糖を3回ほどに分けて加えは攪拌する。
2. 1.を3等分し、白は白のまま、残り2つをほうじ茶パウダー入り、抹茶清流入りにし、それぞれをしっかり角が立つまで攪拌する。
3. 絞り出し袋に2.を入れ、クッキングシートを敷いた天板に絞り出し、100℃に予熱したオーブンで1時間焼く。

ほうじ茶パウダーと抹茶清流の生地をあわせて絞り出したもの


焼けたら水分を飛ばすために一度オーブンのフタを開けます(数秒間)。フタを閉めてそのまま1時間ほど庫内に放置してしっかり乾燥させましょう。

新しいグラニュー糖を使うのも、仕上がりのべたつき防止のためです。

ほうじ茶蜜の「かんざらし」

【材料】4人分
《お団子》
白玉粉・・・・・・・・100g
水・・・・・・・・・・100ml
ほうじ茶パウダー・・・小さじ1
抹茶清流・・・・・・・小さじ1

《ほうじ茶蜜》
冷たいほうじ茶・・・・400ml
はちみつ・・・・・・・好きなだけ
レモン汁・・・・・・・好きなだけ

【作り方】
《お団子》
1. 白玉粉を3等分し、1つにほうじ茶パウダーを、もう1つには抹茶清流を加える。残る1つは白いままでOK.。
2. それぞれ、水を少しずつ加えては指先を使ってこね、生地をまとめていく。ボロボロせずになめらかになったら生地の出来上がり。
3. 生地を少しずつちぎり、手のひらでまん丸に成形する。
4. 鍋に湯を沸かし、各色の3.を茹でる。沈んだ団子が浮いてきたら出来上がりの合図。できたものから冷水に取っていく。

《仕上げ》
団子を器に盛り、冷たいほうじ茶を注ぎ、はちみつ、レモン汁をかける。

「かんざらし」は、長崎は島原の名物。冷たくてほの甘いシロップに白玉団子を入れた涼しげな和スイーツです。ほうじ茶に蜂蜜とレモンを加え、白玉粉にもほうじ茶パウダーや抹茶清流(グリーンティー)を練り込んで壱之庄流かんざらしにしてみました。
暑い日のお三時にキーンと冷やしたほうじ茶でお作りください。

枝豆のような明るい緑の団子は「抹茶清流」を練り込んだもの。茶色っぽい緑のお団子には「ほうじ茶パウダー」を練り込んでいます。

すぐに仕上げない場合は、おだんごを冷水につけっぱなしにせずに、ラップをしいたお皿に並べて冷蔵保存します。おだんご同士がくっつかないように並べるのがベターです。


ほうじ茶ラムネ~まるで和三盆菓子!?~

基本の「白」にほうじ茶パウダーを少しずつ足して、色と味の濃淡をお楽しみください。

【材料】20~30個分
粉砂糖・・・・・・・100g
コンスターチ・・・・20g
ほうじ茶パウダー・・少々
(a)食品用クエン酸・・・小さじ1/2
(a)水・・・・・・・・・小さじ1と1/2
(a)レモン汁・・・・・・小さじ1/2
食品用重曹・・・・・小さじ1

半円形の軽量スプーン(同じ大きさ)を2つ(1ペア)用意します。
写真のラムネは、小さじ1/2の軽量スプーンを2つ使って作りました。


【作り方】
1.ボウルに粉砂糖とコンスターチを入れ、スプーンでよく混ぜる。
2. 1.に(a)の食品用クエン酸、水、レモン汁を次々加え、スプーンで混ぜる。
 ※水分が飛んだ感じになるまでよくよく混ぜましょう。
3. 2.に食品用重曹を加えて、スプーンでよく混ぜる。「白色ラムネ」の材料の出来上がり。
小さじ1/2の軽量スプーン2つを1つずつ両手に持ち、材料を左右たっぷりすくって、2つのスプーンの丸い部分を合わせる。ぎゅっとくっつけて球にする。皿などに出す。数個作ったら白色は終わり。
4. 3.の残った材料にほうじ茶パウダーを小さじ1/4程度加えてよく混ぜる。白色と同じように小さじ1/2を2つを使って材料を左右ともにたっぷりすくって合体! ぎゅっとくっつけて球に成形したら皿などにコロッと取り出す。もっとほうじ茶味を濃くしたい場合はさらに若干量ほうじ茶パウダーを加えて混ぜる。同様に球に成形する。

5. 半日から1日乾燥させたら出来上がり。

白はおなじみラムネ味。ほうじ茶パウダーが加わると、和三盆のお干菓子のような上品な味に変身!


白は一般的なラムネ菓子。そこにほうじ茶パウダーが加わると、なんと! 和三盆のお干菓子のような、上品な和菓子味に変身するから不思議です。
おいしくて、作るのが楽しくて簡単で、理科の実験みたいに楽しめるお菓子。冷たい炭酸水にポトンと入れるとますます実験感がup! 夏休み、お子さんとご一緒にぜひお楽しみください。

ほうじ茶もなか ~手作り皮に挑戦~


【材料】5個分
《生地》
白玉粉・・・・・・30g
コーンスターチ・・7g
ほうじ茶パウダー・小さじ1
水・・・・・・・・約40ml

《他に必要なもの》
サラダ油・・・・・適宜
アルミカップ・・・10枚
重しとなる生米・・適宜

《中身》
粒あん、バニラアイスなど

【下準備】
●アルミカップの、5枚は内側(底。周りも立ち上がり部分だけに少し)に、残り5枚は外側(底。周りも立ち上がり部分だけに少し)にサラダ油を薄く塗っておきます。

●大さじ2くらいの生米をアルミホイルでくるんでおきます。5個分用意します⇒これが重しになります。


【作り方】
1.水以外の《生地》の材料をボウルに入れ、水を少しずつ加えて混ぜ合わせる。ひとかたまりになったら10等分にする。
2.内側に油を塗ったアルミカップの底面に、できるだけ薄く生地を広げる。
3.外側に油を塗ったアルミカップをかぶせ、重しを置く。
4.トースターで8~10分、様子を見ながら焼く。
5.皮が焼き上がったらアルミカップからはがし、冷ましておく。
6.あんこやアイスなど、好みのものをはさむ。

アイシングドーナツ

~ほうじ茶パウダーでドーナツをデコレーション♪~

《材料》市販のドーナツ6個分
アイシングパウダー(ホワイト)・・・・20g入り×2袋
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1(製品に記載の分量で)
ほうじ茶パウダー・・・・・・・・・・・小さじ1
アイシングペン(ホワイト)・・・・・・1本
ドーナツ(市販)・・・・・・・・・・・6個

トッピングにはチョコスプレー、フリーズドライいちご、パンプキンシードなどお好みで

左側のドーナツには「ありがと」のメッセージを書きました。

《作り方》
1. アイシングパウダーに水を加え、よく練る。
2. ほうじ茶パウダーを加え、さらに練る。※硬すぎるようなら水を1滴ずつ加えて伸ばします。ドッといっぺんに水が入らないよう「1滴ずつ」加えては様子を見ましょう。
3. ドーナツにアイシングを塗る。※べた塗りするときはスプーンで垂らし、スプーンの背でそっと塗り広げるようにするとうまくいきます。
4. アイシングペンやトッピングの材料で飾り付けする。

100均で入手できるアイシングパウダー。最近は色の種類も増えているようです。今回はセリアの製品を使いましたが、アイシングパウダーがなくても、「粉糖と牛乳」だけでも似た感じのアイシングを作ることができます。粉糖20gに牛乳小さじ1を加えてよく練り、ほうじ茶パウダーを加えさらに練ります。

今回はほうじ茶パウダー版だけでなく、抹茶清流版も撮影に加えています。ほんの少しの色の違い、お分かりになりますか?

市販のアイシングパウダーにも混ぜて使えるほうじ茶パウダー。万能です!

ほうじ茶パイ(ほうじ茶あんのクロワッサンたい焼き)

冷凍パイシートをホットサンドメーカーやたい焼き器で焼いて

【材料】
冷凍パイシート・・・・2枚
白花豆の甘い煮豆(市販)・・1袋(140g)
ほうじ茶パウダー・・・・大さじ1
マスカルポーネチーズ・・大さじ3~4
お好きなジャム・・・・・大さじ2

【下準備】
冷凍パイシートを冷凍庫から室温に出して解凍しておきます。約10分間。※解凍時間は気温によりますがダラ~ンとし過ぎないようにします。解凍している間にほうじ茶餡をつくりましょう。

【作り方】
1. ほうじ茶餡を作る。白花豆の煮豆を麺棒などを使ってやわらかく潰す。または裏ごしし、ほうじ茶パウダーを混ぜる。※上の写真のボウルの中は、出来上がったほうじ茶餡子です。
2. 冷凍パイシートをたい焼きメーカー(ホットサンドメーカーでもOK!)の大きさに伸ばし、メーカーにのせ、1.とマスカルポーネチーズ、好みのジャムを置く。

餡子などをのせたらもう1枚パイシートをかぶせてフタをして焼きましょう。


3. もう1枚たい焼きメーカー(またはホットサンドメーカー)の大きさに伸ばしたパイシートをかぶせ、弱火で両面を焼く。※マスカルポーネチーズは溶けて流れ出る場合があります。餡子で覆うようにして入れるとうまくいくかも!です。


ほうじ茶チョコババロア

ミルクチョコでもホワイトチョコでもおいしくできます♪

《材料》カップ3~4個分
チョコレート・・・・・・100g(ミルクチョコでもホワイトチョコでも)
牛乳・・・・・・・・・・150ml
ほうじ茶パウダー・・・・大さじ1

ゼラチン・・・・・・・・4g
水・・・・・・・・・・・12g

生クリーム・・・・・・・100ml

【飾り用】
生クリーム・・・・・・・50ml
砂糖・・・・・・・・・・小さじ1
アラザンやハートのチョコなど

下準備
ゼラチンは水でふやかしておきます。

《作り方》
1. 牛乳を鍋に入れ弱火にかけ、チョコレートを手で割り入れる。
2. 泡立て器などで混ぜながらチョコを溶かし、ほうじ茶パウダーを加え、ダマができないようによく混ぜる。
3. 水でふやかしたゼラチンを2.に加え混ぜ、ゼラチンが溶けたら火を止める。
4. 3.に生クリームを加えて混ぜる。粗熱が取れたらカップに分け入れて冷蔵庫で冷やし固める。
5. 【飾り用】の生クリームに砂糖を加え、泡立てる。冷やし固めたババロアに生クリームを飾る。

ホワイトチョコでつくると淡い緑に

こちらはミルクチョコで作った分です
手前は二層バージョン

茶飯キンパ

【材料】海苔巻き4~5本分
《ご飯》
温かいご飯・・・・・3合分
ごま油・・・・・・・大さじ2
ほうじ茶パウダー・・大さじ1~2
塩・・・・・・・・・小さじ1/2
いりごま・・・・・・大さじ3

《具》
きゅうり、牛肉の薄切り、コチュジャン、ごま油、
市販の玉子焼き、中華サラダ、キムチ、菜の花の和え物など

ほとんど市販のお惣菜でそろえました(^^; ほかにもほうれん草のおひたしやシイタケの甘辛煮などもよく合います。

《他》
海苔・・・・・・全形4~5枚

【作り方】
《ご飯》
温かいご飯にごま油を混ぜてから、塩、いりごま、ほうじ茶パウダーを加え、色が均一になるようよく混ぜる。

《具》
牛肉はごま油をしいたフライパンで炒め、あればコチュジャンをからめる。醤油で焼くのもGOOD!
きゅうりは縦半分に切る。

《仕上げ》
1. 巻きすにご飯(230グラムほど)を広げる。※海苔全面にびっしり広げず、上は3cmほど、下は5mmほど空けておくときれいに巻けます。
2. 具材を並べていく。※この時も一番下(手前)の具は、ご飯の端から3cmほど上にくるように置きます。

このように具を並べ、具の上に牛肉ときゅうりをのせて、手前からくるりっ!

3. 好きに具材を並べたら、手前のご飯と向こうのご飯の端をつけるようにあわせ、巻きすで巻く。
4. 数分なじませてから切り分ける。※切らずに1本丸かじり! 流行りのキンパを恵方巻にしてもいいですね。

キンパは韓国の海苔巻き。日本では海苔巻きには酢飯を用いますが、キンパはごま油とお塩で味つけしたご飯で作ります。具材は、本場ではたくあん、ごぼうの煮物はマストのよう。甘辛いものがよく合うようですが、カラフルにいろいろ巻いてお楽しみください。



超簡単ほうじ茶ラテ「壱之棒ラテ」

壱之棒で作る「壱之棒ラテ」

《材料》
濃く出したほうじ茶(おすすめは壱之棒)・・好きなだけ
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きなだけ
あれば黒蜜かはちみつ

《作り方》
【ホット】
1. ほうじ茶を濃く淹れる。

できるだけ濃く出しましょう


2. 小鍋で牛乳を沸かす(「ミルクフォーマー」で牛乳を混ぜながら温めればこんもりかわいく泡立ちます)。
3. カップに1.を注ぎ、2.を注ぐ。好みではちみつや黒蜜をかける。

ミルクフォーマーは100均でも入手できます。


【アイス】
1.ほうじ茶を水出しで作る。

壱之棒」なら水出しほうじ茶が簡単に作れます。濃く出すとGOOD♪

2. グラスに氷を入れ、冷たい牛乳を好きなだけ注ぎ、1.を注ぐ。

一番上の氷に垂らすように1.を注いでいくときれいに層が分かれます。写真では「黒糖ゼリー」も加えています。

【黒糖ゼリー】
黒蜜・水・・・・・各100ml
クックゼラチン・・5g
《作り方》
1. 小鍋に黒蜜と水を入れかき混ぜながら弱火にかける。
2. クックゼラチンを振り入れ、だまにならないように素早く混ぜる。
3. 沸騰したら火を止める。
耐熱保存容器・お弁当箱などに入れ冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、固め、さいの目に切る。

ほうじ茶風味「お豆腐白玉」

《材料》2人前
豆腐(木綿でも絹ごしでも)・・80g
白 玉 粉 ・・・・・・・・・・・60g
ほうじ茶パウダー・・・・・・小さじ1

水ようかん(市販)・・・・・1缶
黒蜜・・・・・・・・・・・・適宜
(豪華にするならアイスクリーム、きな粉なども)

《作り方》
1. 木綿豆腐(水切り不要)と白玉粉、ほうじ茶パウダーをボウルに入れ、手でこねるように混ぜ、ひとかたまりにする。
2. 1.を少しずつちぎり丸めて、真ん中を指で押してへこませる。※20個ほどの団子をつくります。
3.鍋に湯を沸かし、2.を茹でる。※ボウルに冷水を入れておき、浮き上がってきた団子をすくって移していきます。
4.小さく切った水ようかんとともに器に盛り付け、黒蜜をかける。

アイスクリーム、きな粉をトッピングしてさらに豪華に

お豆腐で作るヘルシーデザート。絹ごしでも木綿でもどちらでもOKです。豆腐は水切りせず、そのまま白玉粉と混ぜ合わせます。こねてみて、硬すぎるようならお豆腐をチョイ足しし、柔らかすぎるなら粉をチョイ足しして調整してください